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海開き前に救助確認 いわき・四倉で訓練、ライフセーバー初参加
海水浴シーズンを前にいわき市消防本部は2、3の両日、同市の四倉海水浴場で水難救助訓練を行い、万一の際の救助体制と連携強化を確認した。
訓練には同本部と平、小名浜両消防署から署員が参加したほか、昨年誕生したいわきサーフライフセービングクラブ（SLSC）が初めて加わった。四倉海水浴場と9年ぶりに再開する久之浜・波立海水浴場の関係者も見学した。
訓練は遊泳者2人が離岸流に流されたという想定で実施。監視員が119番通報し、ライフセーバーが1人を救助、駆け付けた両署と潜水隊を擁する小名浜救助隊が沖合約50メートルの地点に流された要救助者を救助した。参加者は、同本部指揮隊による情報収集をはじめ、救助活動の役割分担、情報共有などについて確認した。
市内では13日に四倉と久之浜・波立、勿来、薄磯の4海水浴場が開設される。平消防署は「離岸流や急に深さが変わる地点もある。遊泳禁止の地点には近寄らないで海水浴を楽しんでほしい」と呼び掛けている。